ワインの印象や昧わいは、
実は飲む温度によって大きく変わります。
■冷やした場合の効果
フレッシュ感が際立つ
果実香などぷどう品橿の香りが際立つ
華やかな香りが際立つ
味わいがドライな印象となる
酸味がよりシャープな印象となる
味わいのバランスがスマート(スムーズ)になる
苦み、渋みが強く感じられる
●以下、一般的な目安となるワインを楽しむための温度帯を示しました。
スバークリング・ワイン、白・ロゼワイン(甘口) 6〜12℃
白ワイン(辛口) 6〜14℃
ロゼワイン(辛口) 6〜14℃
赤ワイン12〜20℃
白、赤、ロゼ、スバークリング・ワインともに、いずれも上質なワインになるほど
飲に適する温度が高くなります。白やロゼ、スパークリング・ワインを飲む場合には、低めの温度帯でもおいしく飲めますが、赤ワインや上質の白ワインは冷えすぎると酸味や渋みが際立ってしまうので注意が必要です。
なお、家庭用の冷蔵庫の温度は一般的に約4℃といわれています。冷蔵庫の出力などによりますが、目安としては白、ロゼ、スバークリング・ワインで夏季には約4時間、冬季は約3時間。赤ワインでは夏季約2峙間、冬季は約1時間以上入れて置くと適温に近くなるようです。また、短時間で冷やす必要がある場合は、ワインボトルの肩まで水につけられる容器と氷と水を入れて、そこでボトルを冷やすと15分〜20分で10℃くらいになります。
(参考:一般社団法人 日本ソムリエ協会発行 ワイン検定テキスト)